図書館ブログきざし

2019年

土曜アカデミー「古文書寺子屋」を開催しました(本館)

 2月16日(土)、今期最後の土曜アカデミー「古文書寺子屋」を開催しました。
 参加者は、講師の教育学部千葉真由美先生から、テキストとなる古文書資料についての説明を受けたあと、
千葉ゼミ・人文社会科学部添田ゼミの学生さんとともに解読に取り組みました。
 今回は、今年度前期図書館企画展での展示資料から「常陸国麻生藩家老の御留守日記」がテキストとなり、
学生や講師とのコミュニケーションを楽しみながら、活発に質問が飛び交う熱気あふれる講座となりました。
 解読のあとに行われた解説では、くずし字の解読について丁寧な説明と題材となった古文書の背景の解説があり、
参加者は、最後まで集中力が途切れることなく真剣に耳を傾けていました。

 

 今年度の土曜アカデミーの事業は全て終了しました。多数の皆様のご参加、ありがとうございました。
次年度も引き続き土曜アカデミーを開催予定です。前期の予定は4月初旬にリリース予定ですので、ご期待ください。

土曜アカデミー「ブック・カフェ」と「みんなの考古学 どきドキ講座2018」を開催しました(本館)

 2月9日(土)、土曜アカデミー「ブック・カフェ」と「みんなの考古学 どきドキ講座2018」が開催されました。

今回の「ブック・カフェ」は小説家・中島敦の晩年の作品『李陵』を題材として扱いました。
インフォメーションラウンジにおいて人文社会科学部の西野先生がナビゲーターとなり、
『李陵』が世に出るまでの経緯、中島の生い立ちや経歴、他の著書などについて説明があり、
その後は会場をサザコーヒーに移し、4つのグループに分かれ中島の『李陵』について賑やかな読書会が行われました。
各グループとも活発な意見交換が行われていました。

 続いて開催された土曜アカデミー「みんなの考古学」は、雪の舞うとても寒い天気でしたが、多数の参加者がありました。
人文社会科学部田中先生を講師に迎え、山上憶良の「貧窮問答歌」などで厳しい収税吏として描かれる「里長」について、
水戸市近郊の徳化原古墳を手がかりにその新たな実像に迫るもので、併せて県内の他の古墳と徳化原古墳の関係性などについても論じるというものでした。
 参加者は、文字の多い講義資料にも熱心に目を落とし、古墳というジャンルの人気の高さにがうかがえました。
 講義後は講師に熱心に質問をし、あるいは参加者同士が古墳に関する話題で盛り上がる様子も見られました。

 次回の土曜アカデミーは、2月16日(土)「古文書寺子屋 はじめの一歩」です。
お気軽にご参加ください。

土曜アカデミー「Pleasure Reading入門 ~楽しく英語を読もう!~」を開催しました(本館)

 2月2日(土)にラーニングコモンズで「Pleasure Reading入門 ~楽しく英語を読もう!~」を開催しました。
講師は全学教育機構の上田敦子先生、佐々木友美先生で普段から英語の多読教育にとりくんでいらっしゃいます。
どんな本を選んだらよいのか、読んでいく上での注意点などについてわかりやすくお話され、
これから英語の本を読んでみたい、という方にはぴったりの講座でした。

 参加者は会場に用意された英語多読用図書を実際に読んでみたり、本の選び方について質問をしたり、
自分の読んだ本について語り合ったりと楽しんでいる様子がうかがえました。

   次回の土曜アカデミーは、2月9日(土)「みんなの考古学 どきドキ講座2018」です。お気軽にご参加ください。