7月20日（土）、前期最後の土曜アカデミー「古文書寺子屋」を開催しました。

毎回用意する座席が満席となる大人気講座ですが、今回もたくさんの方にお越しいただき、
人文社会科学部添田ゼミ・教育学部千葉ゼミの学生とともに古文書資料の解読に取り組んでいただきました。

今回は、当館所蔵の「中崎家文書」から「瓜連邨懐胎・出生改書上帳」及び「中岡村懐胎人書上帳」がテキストとなりました。
講師の人文社会科学部添田仁先生の指導のもと、学生に盛んに質問をしたり、参加者同士でも教えあったり、とても充実した講座となりました。

古文書史料の解読のあとに行われた解説では、よく出る「数字」と「名前」のくずし方を中心に基礎を丁寧に教えていただき、
史料の背景についての詳しい説明とあわせて、参加者は深く理解することができたようでした。

　　今年度前期の土曜アカデミーの事業は全て終了しました。多数の皆様のご参加、ありがとうございました。
後期も引き続き土曜アカデミーを開催予定です。後期の予定は９月中旬にリリース予定ですので、ご期待ください。

　　7月13日（土）、土曜アカデミー「ブック・カフェ」が開催されました。

人文社会科学部の西野先生をナビゲーターに、前期第3回目のブック・カフェがロシアの作家トルストイの
『アンナ・カレーニナ』「悪魔」をテキストとして開催されました。
　学生や初参加の方など様々な参加者が登場人物や物語について語り合っていました。
　参加者からは「様々な意見が聞けて楽しかった」「時間をかけて読み直してみたい」などの感想が寄せられました。

　　次回の土曜アカデミーは7月20日（土）に「古文書寺子屋」が開催予定です。
2019年度前期最後の土曜アカデミーとなります。ぜひご参加ください。