図書館ブログきざし

2018年

土曜アカデミー「ブック・カフェ」と「世界史クラブ」を開催しました(本館)

  7月21日(土)、土曜アカデミー「ブック・カフェ」と「世界史クラブ」が開催されました。
人文社会科学部西野先生をナビゲーターに、前期第3回目の「ブック・カフェ」では、
アメリカ文学作家マーク・トウェインの作品『ハックルベリー・フィンの冒険』がテキストとなりました。
 参加者からは、「再読のきっかけとなった」「同じ本(を読ん)でも感じ方考え方が違うので楽しかった」等の意見が寄せられました。




   続いて、人文社会科学部澁谷浩一先生による「世界史クラブ」が開催されました。
今回は、[シルクロードいまむかし~「漢とローマ」、「マルコ=ポーロ」から「一帯一路」まで]と題して講演がありました。
参加者は講師のレジュメと時代ごとの地図を眺めながら、シルクロードの時代背景に思いを巡らせ、熱心に聞き入っていました。


   今年度前期の土曜アカデミーの事業は全て終了しました。多数の皆様のご参加、ありがとうございました。
後期も引き続き土曜アカデミーを開催予定です。後期の予定は9月中旬にリリース予定ですので、ご期待ください。

土曜アカデミー「岡倉天心セミナー vol.4」を開催しました(本館)

    7月14(土)、土曜アカデミー「岡倉天心セミナー 岡倉天心 五浦から世界へ」が開催されました。
 第4回目となる岡倉天心セミナーは、五浦美術文化研究所所長藤原貞朗先生、同副所長小泉晋弥先生、
同所員清水恵美子先生の3名の先生方にご講演いただき、後半は、講師3名によるクロストークが行われました。
 初めに、藤原先生から「「東洋のバルビゾン」というコンセプトの意義」と題して、
続いて清水先生から「岡倉天心 五浦から世界へ」とのタイトルで天心のインド旅行の内容と五浦との関係性について、
最後に、小泉先生から「五浦から世界へ;『茶の本』(1906)伝播」のテーマで『茶の本』が欧米でどのように読まれ、
影響を与えたかについて講演がありました。
 参加者からは、「角度の違いからの解釈の深さに感動した」「時間が足りなかった」などのご感想をいただきました。




   次回は、7月21日(土)に第3回目のブック・カフェ『ハックルベリー・フィンの冒険』マーク・トウェイン著と
世界史クラブ シルクロードいまむかし~「漢とローマ」、「マルコ=ポーロ」から「一帯一路」までが開催されます。

七夕飾りを設置しました(農学部分館)

  農学部分館では毎年七夕飾りを設置するのが恒例となっています。
来館した方に短冊に自由に願い事を書いていただきました。
飾られた短冊を通りすがりに読んで微笑む方も多く、七夕飾りの周りは、なごみの空間となりました。
皆さんの願いがかないますように…。

 

土曜アカデミー「読売新聞連携講座古文書寺子屋へようこそ」を開催しました(本館)

    6月30(土)、土曜アカデミー「読売新聞連携講座古文書寺子屋へようこそ-次のもう一歩-」が開催されました。
通常、実習形式をとっている古文書寺子屋ですが、今回は趣向を変え、講師の先生方3名による講演形式で開催されました。
トップバッターは、教育学部千葉真由美先生から「近世の文書と社会」と題して
くずし字を読む手がかりや押印について説明と解説がありました。
続いて人文社会科学部添田仁先生からは「水とともに生きた百姓たち」とのタイトルで
関東・東北豪雨による被災資料のレスキュー活動や関係資料について説明がありました。
最後に、人文社会科学部木戸之都子先生から「茨城大学図書館所蔵貴重資料の概要」について講演がありました。
とても暑い日にも関わらず、早くから多くの来場者が集まりました。
また、閉会後は、図書館外において、茨城史料ネットの学生らによる水損被災資料の洗浄作業の実演が2か所で実施され、
参加者の関心を集めていました。

 
 


   次回は、7月14日に岡倉天心セミナーvol.4「岡倉天心 五浦から世界へ」が開催されます。