図書館ブログきざし

2018年

土曜アカデミー開催100回となりました。 「古文書寺子屋」を開催しました(本館)

  2月17日(土)、今期最後の土曜アカデミー「古文書寺子屋」を開催しました。
また、2014年10月から開始した土曜アカデミーは、本講座で100回目の開催となりました。

  講座開始に先立ち、土曜アカデミー100回開催を記念しセレモニーが開催されました。
早くからつめかけた参加者を前に、高橋修図書館長から「土曜アカデミーは、大学の学術研究成果の発表の場として、
今までなかった『誰もが無料で、申込不要、気軽に参加できるイベント』として開催してきた」と開催の趣旨が語られ、
続いて参加者を代表して人文学部4年の鈴木さんから「入学した年に土曜アカデミーが開始された。
学外の方の参加が多く驚いた。4月から公務員となるが、生涯学習に携わりたい。」との感想を語られました。
参加者全員に100回を記念しデザインされたクリアファイルがプレゼントされました。

  セレモニー終了後、参加者は、講師の添田先生から解読についての説明を受けた後、
添田ゼミ、千葉ゼミの学生さんを中心に解読に取り組みました。
今回は、江戸時代に異国船(イギリス船)が漂着したときの対応に関する文書がお題となりました。
くずし字の解読と併せて当時の異国船への対応や社会背景などについても解説を受けていました。



   今年度の土曜アカデミーの事業は全て終了しました。多数の皆様のご参加、ありがとうございました。
次年度も引き続き土曜アカデミーを開催予定です。前期の予定は4月初旬にリリース予定ですので、ご期待ください。

土曜アカデミー「ブック・カフェ」と「みんなの考古学 どきドキ講座2017」を開催、土曜アカデミー参加者5,000人突破。(本館)

  2月3日(土)、土曜アカデミー「ブック・カフェ」と「みんなの考古学 どきドキ講座2017」を開催しました。
後期第3回目のブック・カフェは、宮澤賢治の『注文の多い料理店』をテキストとして、
人文社会科学部西野先生をナビゲーターに開催されました。
大学生をはじめ、卒業生や地域の方など大勢の方が参加し、
「世代を超えて気軽に意見交換ができた」「同じテーマについて語りあいワクワクした」などの感想をいただきました。

  続いて、「みんなの考古学どきドキ講座2017」では、人文社会科学部田中裕先生を講師に、
「躍動する3・4世紀の東関東 国家形成初期の列島におけるフロンティア拡大」と題してお話しいただきました。
会場には早くから多くの考古学ファンがつめかけていました。
また、出土品の土器も展示され来場者の関心を引いていました。

   なお、2014年10月から開始した土曜アカデミーの参加者が
「みんなの考古学どきドキ講座2017」をもって5,000人を超えました。
5,000人目の方へは高橋図書館長から記念の品として図書館グッズが贈呈され、記念撮影が行われました。


【高橋館長と5,000人目の参加者の方】

  次回の土曜アカデミーは、2月17日(土)に「古文書寺子屋」が開催されます。