図書館ブログきざし

2017年

土曜アカデミー「ブック・カフェ」と「新著を語る」を開催しました(本館)

   6月10日(土)、土曜アカデミー「ブック・カフェ」と「新著を語る」を開催しました。
人文社会科学部西野先生をナビゲーターに、前期第2回目のブック・カフェはイタロ・カルヴィーノ著『冬の夜ひとりの旅人が』
をテキストに開催されました。
今回は、実験文学と呼ばれる複雑な構成の本でしたが、複数の視点から意見や感想を出し合うことで参加者は理解を深めていました。

その後、教育学部村野井先生による「新著を語る『子どもはテレビをどう見るか』」が開催されました。
ご自身の著書を題材に「子どものテレビの見方-間違いながら理解する姿を通して-」のタイトルでご講演いただきました。
私たちにとって身近なテレビ、映像を子どもたちはその成長過程でどう理解するのか。
著書の事例を参考に、子どもに見えている「テレビ」についてお話しいただきました。
また、アニメ『サザエさん』を文法的に分解し、効果音や場面転換の方法などに着目するなど、新しい視点をご紹介いただきました。
教育や子ども、テレビといった身近な話題のため参加者からの質問も多く、若い年齢層にも関心の高い講座でした。

 

  次回7月1日の土曜アカデミーは、「古文書寺子屋 はじめの一歩」が開催されます。

こうがく祭で盛り上がりました(工学部分館)

   6月11日(日)、工学部の学園祭「こうがく祭」が行われ、狭いキャンパスが大勢の市民で賑わいました。
工学部分館も開館時間を11時から9時に繰り上げ、教員による高校生向け進路相談、学生による図書館ツアー、
スタンプラリーなどで盛り上げました。

土曜アカデミー「サイエンス・カフェ in 阿見」を開催しました(農学部分館)

   6月3日(土) 阿見キャンパス初の土曜アカデミー「サイエンス・カフェ in 阿見」は、 中川農学部分館長が講師となって
「アグリセラピー(農業療法)への誘い」と題し開催しました。
「ある地域では山での落ち葉拾いが、高齢者の生きがいや足腰の強化につながっている」など農業(農作業や農産物を含む)の
心身への効用を事例やデータをあげてお話しいただきました。
特に食事と健康の関係については高い関心が寄せられ、満席となった会場の参加者約30名は熱心に聞き入っていました。

 

   次回の土曜アカデミーは、6月10日(土)水戸キャンパスにて 「新著を語る 村野井 均著『 子どもはテレビをどう見るか』」
「ブック・カフェ 2 イタロ・カルヴィーノ『冬の夜ひとりの旅人が』」 を開催予定です。
ぜひご参加ください。