学術講演会「学校日誌に記された戦争の記憶」を開催しました
宮城学院女子大学の大平聡教授を講師にお招きして、8月27日(水)学術講演会「学校日誌に記された戦争の記憶」を開催しました。大平先生は日本史をご専門にされ、戦中の教育実態を調査し、学校(特に小学校)に残されている資料の歴史史料化、資料保存に取り組んでおられます。今回は主に宮城県の小学校に残る学校日誌をスクリーンに表示し、満州事変から終戦まで、当時の教員が書いた記載事項をひとつひとつ読み解いていきました。参加者には本学の大学院生が多かったですが、皆さん熱心にメモを取りながら大平先生の講演を傾聴していました。開催後のアンケートでは、「歴史の教科書を見ただけでは分からない当時の人々の考えに触れる機会が得られました。教員を目指す身として、戦争の記憶の伝え方は改めて考えなければならないと思いました。」「学校日誌という何気ない文書が、何十年も経た令和の今を生きる我々に教訓を与えてくれるとは思わなかった。当時の執筆者である先生方の考え、戦争・社会に対する捉え方、行動等が...記述され、当時の様子を伝えてくれる。」「当時の生活がいかに戦争に翻弄されていたかを感じることができました。」「過去の学校日誌からここまで鮮明に歴史が明らかになることを初めて知り、大変興味を持った。」などの感想が寄せられました。

