土曜アカデミー「ギャラリートーク『光圀と斉昭』 」を開催しました
茨苑祭2日目となる11月10日(日)に、11月6日から11月10日の会期で図書館展示室にて開催した茨城大学図書館企画展「光圀と斉昭」について、本学図書館副館長で日本近世史を専門とする千葉真由美先生を講師に展示内容を詳細に説明するギャラリートークを開催しました。
この企画展は、本学図書館においてこれまで収集してきた茨城県域の歴史や文化にかかわる重要な「地域資料」のなかでも水戸藩主としてよく知られる第二代徳川光圀と第九代徳川斉昭に関連する史料を展示したものです。
ライブラリーホールでは、史料の説明に加えて、当時の民衆が領主として光圀や斉昭を慕っていたことが分かるエピソードも交えたギャラリートークが行われ、参加者の方々は熱心に聴講していました。
その後展示室に移動し、実際に展示品を見ながら、参加者からの質問に先生が回答していました。終始和やかな雰囲気の中で、参加者は興味深く一点一点展示品を鑑賞し、疑問点を直接先生に聞くことで理解を深めていました。
開催後のアンケートでは、多くの参加者から内容について、「分かりやすく、よく理解できた」とのご感想をいただき、「実際に貴重史料を観ることができて有意義だった」、「自分も検地が体験できるプロジェクトに参加したい」等、さらに興味が湧いたとの声も多く聞かれました。
ギャラリートーク、企画展とも大盛況のうちに終了いたしました。来年2月22日には、千葉先生もご担当されます「古文書寺子屋」が開催されます。こちらは、茨城大学の学生と一緒に古文書を読むイベントとなります。是非ご参加ください。