茨城大学図書館からのお知らせ

土曜アカデミーのお知らせ (2023年度前期)

 茨城大学図書館では、一般の方や学生を対象とした無料のイベント・講座「土曜アカデミー」を開催しています。茨城大学のさまざまな分野の教員が講師を務め、文学から自然科学、身近な問題から最先端の研究成果まで幅広いテーマで楽しく学べます。ぜひお気軽にご参加ください。

■【ハイブリッド開催】 気になる子どもの発達支援~書きの問題を中心に

[日時]2023年6月10日(土)13:30~15:00
[講師]勝二 博亮(茨城大学教育学部教授)
[内容]就学前や学齢初期に発達が気になる子どもについては、明確な診断を受けていないケースも多く、そのような場合は「気になる子」と呼ぶことがあります。この講座では、そのような子どもの中でも、主に「書き」の問題に焦点をあてて、その特徴や支援方法についてお話しできればと思います。その際、最新の計測技術を用いた研究成果についてもあわせて紹介できればと思っております。
要事前予約
[会場]
水戸キャンパス図書館3階ライブラリーホール 先着30名(予定):会場参加申込
オンライン(Zoom):オンライン参加申込

■【ハイブリッド開催】 館長講座 1+1= 0で知るディジタル通信

[日時]2023年6月24日(土)13:30~15:00
[講師]羽渕 裕真(茨城大学副学長(情報・DX)、図書館長、情報戦略機構長)
[内容]皆さんは情報の基本単位である「ビット」という言葉には馴染みがあるのではないでしょうか?それは、もともと情報の価値を数値化したものであることを知っていましたか?本講座では、ビットを理解し、情報量をアルファベットの出現確率を基にして考えてみましょう。さらに、1+1=0になる演算を利用して、0,1からなるデータ列の誤りを見つける工夫や面白そうなディジタル通信方法について紹介します。
要事前予約
[会場]
水戸キャンパス図書館3階ライブラリーホール 先着30名(予定):会場参加申込
オンライン(Zoom):オンライン参加申込

■【ハイブリッド開催】 「謎と神秘」のマヤ文明の実像に迫る

[日時]2023年7月8日(土)13:30~15:00
[講師]青山 和夫(茨城大学人文社会科学部教授)
[内容]前1000年頃から中米で盛衰したマヤ文明は、先スペイン期(16世紀以前)のアメリカ大陸において、文字、暦や天文学を最も発達させた「石器の都市文明」でした。この講座では講師自身の現地調査を含む最新の研究成果を紹介します。特にライダー(航空レーザー測量)によってメキシコのタバスコ州で見つかった、マヤ文明最古かつ最大の公共建造物があるアグアダ・フェニックス遺跡の調査成果(Nature誌に発表)をご紹介します。マヤ文明の実像に迫り、いわゆる「謎と神秘の文明」という誤ったイメージを一新したいと思います。
要事前予約
[会場]
水戸キャンパス図書館3階ライブラリーホール 先着30名(予定):会場参加申込  申込は締め切りました
オンライン(Zoom):オンライン参加申込

■ブック・カフェ(読書会)

[ナビゲーター(講師)] 西野 由希子(茨城大学人文社会科学部教授)
[内容]世界の「名作・古典」作品について、自由に語りあいます。課題作品を、最後までしっかりと読めていなくても参加できますので、気軽にご参加ください。読書の幅を広げ、本を読む楽しさを味わいましょう!事前にお申し込みください。
要事前予約
ブック・カフェ参加申込

①対面
[日時]2023年5月13日(土)13:00~15:00
[テキスト]サン=テグジュペリ『星の王子さま』(光文社古典新訳文庫『ちいさな王子』2006年、660円など)
[開催方式]対面・水戸キャンパス図書館 

②オンライン
[日時]2023年6月10日(土)10:00~12:00
[テキスト]ル・グウィン『闇の左手』(ハヤカワ文庫、2006年、968円)
[開催方式]オンライン(Microsoft Teams)

③対面
[日時]2023年7月8日(土)13:00~15:00
[テキスト]ツルゲーネフ『初恋』(光文社古典新訳文庫、2006年、572円など)
[開催方式]対面・水戸キャンパス図書館

本事業は、自然災害等により中止となる場合があります。
参加にあたってはマスク着用をお願いする場合があります。

問合せ先
茨城大学水戸キャンパス 〒310-8512 水戸市文京2-1-1
図書館 本館 TEL:029-228-8076 e-mail:ser-lib01@ml.ibaraki.ac.jp


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