【図書館土曜アカデミー】みんなの考古学 どきドキ講座2015のご案内(本館)
本館
墳丘長が200mを超える規模の古墳を、巨大古墳といいます。奈良県を中心に古墳時代の最初からありますが、とりわけ中国南朝の史書に記されている「倭の五王」の時代とされる5世紀には、仁徳陵古墳や応神陵古墳を初めとして、最大規模の古墳が築かれます。このころの関東でも、ごく少数ですが、関西の巨大古墳に匹敵する大きな古墳が築かれます。その代表例が茨城県石岡市の舟塚山古墳と、水戸市の愛宕山古墳です。茨城大学人文学部考古学研究室では、これらの築かれた背景をさぐるべく、他大学と協力しながら調査を実施しており、今回の講座では、最新の調査成果から、古墳築造の「最盛期」といわれる時期を紐解きます。
- 日時
- 平成27年11月28日(土) 13:00~14:30
- 会場
- 茨城大学水戸キャンパス図書館3階 ライブラリーホール
- 内容
- 「巨大古墳が築かれたころの東日本―水戸市愛宕山古墳・石岡市舟塚山古墳の調査から―」
- 講師
- 田中裕(茨城大学人文学部教授)
- 後援
- 茨城大学考古学研究会
- 【問合せ先】
- 茨城大学図書館利用支援係
- TEL 029-228-8076
- Mail ser-lib01@ml.ibaraki.ac.jp