茨城大学図書館ブログ「きざし」(2010年12月)


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煙にまかれました―防災訓練― (農学部分館)[2010年12月21日]

農学部で防災訓練が実施され、図書館職員も参加しました。空気が乾燥する季節です。火の元には、注意しましょう。 (写真は、煙の怖さを体験しているところです)

防災訓練

名誉教授のパワーをいただく[2010年12月13日]

本館2階の古文書など貴重資料の保存室を改修して、名誉教授室を新設しました。 開室にあたり、去る平成22年11月4日(木)、オープンセレモニーを挙行し、池田学長、小野寺館長はじめ、名誉教授の先生方にご列席いただきました。学長から「これまで水戸キャンパスに名誉教授室がなくご不便をおかけしていたが、これからはこの部屋を大いに活用していただき、名誉教授のパワーもいただいて大学をいっそう活性化したい。」とご挨拶がありました。 出席した名誉教授から「パソコンが使えるので便利だ。」「名誉教授同士のコミュニケーションの場が出来た。」と期待の声が寄せられました。 なお、名誉教授室には、閲覧席3席、資料閲覧用テーブル、パソコン、プリンタを備え付けてあり、開館時間中、自由に利用することができます。 当館では、名誉教授室の設置によって名誉教授の学術研究活動を支援し、地域の学術研究、教育の発展に寄与することを期待しています。

名誉教授室 名誉教授室

映画「桜田門外ノ変」の原作者、吉村昭氏のサイン[2010年12月13日]

映画「桜田門外ノ変」の原作者、吉村昭氏が茨城に何度か訪れていると聞いています。取材旅行の折、地元の郷土歴史家の案内で、関鉄之介が逃亡していた袋田方面に出向き、砂埃や風の様子を感じていたとのことです。 また、先の記事[2010年10月12日]にもあるように、当館の『大高氏記録』から、事件当日の気象状況を調査、推測したようです。 さて、吉村先生が当館に来館の折り、色紙にサインをお願いすると、黙って「雨過天青」「凛乎」と書いてくれました。サインの日付は平成3年12月3日、図書館で大切に保存しています。

吉村昭のサイン

師走なう(農学部分館)[2010年12月3日]

紅葉に彩られていた図書館前庭の木々もすっかり葉を落とし、冬支度がととのいました。夏の酷暑から秋をとばしてどや顔ではやぶさのようにやってきた冬将軍。夏が暑い年の冬は寒くなるというゲゲゲの噂は本当なのでしょうか? ちょっとだけクリスマスバージョンになった農分館では、新しい本がどんどん入ってきています。「図書館が熱いぜよ!」とイケメン学生の間で情報がダダ漏れです。 ぜひ、ご利用ください。 今年の流行語をいくつ使ったのでしょうか? いい、質問ですねえ!

   

12月、暖房がスタート(~3/31)[2010年12月3日]

早いもので今年もあと一ヶ月となり、開館時間中(平日8:30-21:45,土日11:00-19:00)は暖房が入る時期になりました。
11月19日と12月1日には本館の増改築にあたって「フリートーク ○○だったらいいな、茨城大学図書館」を開催し、2日間で学生11名、教員2名が出席して小野寺館長と熱心に意見を交わしましたが、そのなかでも「「暖かくて、夜間も土日も利用でき、書き物ができる図書館は助かる」、「周りで勉強している学生さんを見ると、自分も集中して勉強する気になる」などの声が寄せられていました。
さあ、これから卒論、修論、後期試験に向けて、図書館を大いに活用しましょう。


小峯先生、熱く語る[2010年12月3日]

先日、本館で工学部1年生の小峯先生(都市システム工学科)の主題別ゼミナールが行われました。 先生は阪神大震災の新聞記事を見せながら、ご自分がその時行った調査の話や土木技術者としての心構えなどを熱く語り、気がつくと授業時間を大幅にオーバーしていました。 小峯先生は文部科学大臣賞を受賞した優秀な研究者であると同時にブログ「家路の車窓」では,「伊坂幸太郎と司馬遼太郎の比較研究」を発表されるという大変な読書家でもあります。 授業中しきりに読書をしない学生について苦言を呈しておられましたが、専門の枠にとどまらない先生の姿をぜひ見習ってみたいものです。

小峯先生 小峯先生
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