阿見町と茨城大学の地域連携協力事業のひとつとして、「図書館見学・体験ツアー」を企画しました。阿見町立図書館と茨城大学図書館農学部分館はそれぞれの図書館を住民、茨大生の交流の場とし、資料の利用を通して地域の文化・学術の面で共に協力、発展していくことを願っています。
10時30分、参加者は農学部分館のグループ学習室に集合しました。阿見町の方は農学部キャンパス・農学部分館に始めて来る方が多く、「図書館見学・体験ツアー」を心待ちにしていたようです。開催にあたり仲根農学部分館長より「茨大生との交流、図書館業務体験をお楽しみください。」との挨拶がありました。
図書館業務体験
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20分程度の農学部分館内見学後、2班に分かれてカウンター業務の体験をしました。各自がカウンターのパソコンに向かって図書の貸出、返却処理を行いました。スキャナでバーコードを読み込み、返却日の押印、磁気信号消去などの作業を行いながら「パソコンに触るのは始めてだったが、なんとか操作することができた。業務を体験できてよかった。」と業務に興味を持っていただけたようです。
図書の検索
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返却図書の書架への返本は4班に分かれて行いました。図書のラベルの順に配架しながら「番号順に並んでいないと図書が探せませんね。」「きちんと並べておくのは大変ですね。」などの感想がありました。
図書館業務の体験後、植物病理学の研究室を見学しました。参加者は大学院生の説明に熱心に耳を傾けていました。茨大生と一緒に
大学生協の学生食堂で昼食をし、阿見町の方は解散しました。
研究室見学
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学生食堂で昼食
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午後は、茨大生のみで
阿見町立図書館を見学、図書館の業務体験をしました。カウンター業務の体験をしました。また、参加者全員が阿見町立図書館の新規利用登録をして、町立図書館の図書を借り受けました。
この「図書館見学・体験ツアー」は阿見町立図書館と農学部分館で初めて企画した地域連携協力事業でした。事後のアンケートで参加者から「全体の印象はよかった。楽しかった。」との感想をいただきました。
「図書館見学・体験ツアー」のスナップ写真を11月中旬まで農学部分館内に掲示しています。