■ 全国図書館大会茨城大会が開催されました 2005.10.26-28 |
大会テーマ:常陸国から図書館の未来を探る −読書の力、図書館の力が社会を変える−
主催:(社)日本図書館協会、茨城県、茨城県教育委員会、水戸市、水戸市教育委員会、茨城県図書館協会
後援:文部科学省、国立国会図書館、関東地区公共図書館協議会、茨城県市長会、茨城県町村会、茨城県高等学校長協会、茨城県特殊教育諸学校長会、茨城県学校長会、茨城新聞社、茨城放送他
全国図書館大会茨城大会が10月26日(水)から三日間の日程で茨城県立県民文化センター、
茨城県庁講堂等で開催されました。初日は開会式(長尾真日本図書館協会会長(前京都大学総長)、橋本昌大会会長(茨城県知事)ほか挨拶)や基調報告・記念講演などが行われました。
二日目の大学・短大・高専分科会では、「存在感のある図書館を目指して」をテーマに、基調講演・発表・パネルディスカッションが行われ、学術雑誌価格高騰問題に対処する方策として注目されている機関リポジトリのほか、情報リテラシー教育、地域との連携など図書館の抱える現代的な課題が取り上げられました。磯田道史本学人文学部助教授の発表では、古文書という蔵書構成の中で重要な意味を持つ資料の活用展開について、豊富なアイデアと活動状況が具体的に示され、会場からも参加者が抱えている具体的な事例について意見を求める質問が相次ぎました。
パネルディスカッションでは、「大学図書館」という歴史と伝統のある「ブランド」の価値を維持し高めていくためにも、電子的サービスを始めとする新たなサービスの展開と付加価値付与に取り組んでいく必要性が再認識され、分科会のまとめとなりました。
「地域との連携:古文書から地域へ」 磯田道史茨城大学助教授 |
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第2分科会:大学・短大・高専図書館「存在感のある図書館を目指して」10月27日(木) |
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