図書館ブログきざし

2017年

土曜アカデミー「岡倉天心セミナー」と「聞いてみっぺ・語ってみっぺ・方言昔話2」を開催しました(本館)

  11月18日(土)、土曜アカデミー「岡倉天心セミナー vol.2&vol.3」を開催しました。
vol.2 「新著を語る」では本学五浦美術文化研究所所員でもある社会連携センター清水先生が
ご自身の著書『洋々無限 岡倉天心・覚三と由三郎』をテーマとして天心の弟由三郎を軸にお話しくださいました。
続いて、vol.3 では同研究所副所長でもある教育学部小泉先生が「天心の遺産 五浦改造の意味」と題して、
図書館の展示室で開催中の「岡倉天心(覚三)の遺産展」を中心にご講演されました。 
講演終了後は展示室に場所を移し、多くの来場者が小泉先生のギャラリートークを楽しんでいました。


  翌日11月19日(日)は、「聞いてみっぺ・語ってみっぺ・方言昔話2」が開催されました。
本事業は文化庁の委託事業「被災地方言で語る生活文化の再発見と継承2」(人文社会科学部杉本教授代表)と
茨城大学図書館が主催となり、昨年度に引き続きの開催となりました。
茨城、福島、岩手の方言で地元の語り手が語られる民話、昔話ということで、地域の方々の参加が多く見られ、
方言で「桃太郎」の合唱も行われるなど終始和やかな雰囲気で進行し、
講師の方々も来場者も笑いが絶えないプログラムとなりました。

  次回の土曜アカデミーは、
12月2日(土)に読売新聞連携講座「魅力!迫力!!茨城の城-埋もれた中世遺跡がいま蘇る-」が開催されます。
開催場所は、講堂となりますのでお気を付けください。

全国大学ビブリオバトル 2017 ~ 首都決戦 ~ 茨城決戦大会ご報告

  茨城県初、全学大学ビブリオバトルの地区決戦大会が11/5(日)茨城県立図書館で開催され、
県内4大学での予選会を勝ち進んだ4名が出場しました。
本学からは人文学部4年 外間花怜さん(10/28開催茨城大学予選会チャンプ)が出場しました。
  決戦大会には、魅力ある本との出会いを求めて100名にも上るオーディエンスの参加があり、
大学生バトラー4名がみんなに届けたい大切な一冊を熱く語ってくれました。
外間さんは惜しくもチャンプをのがしましたが、「優秀賞」を獲得しました。

チャンプ本 『夜の国のクーパー』伊坂幸太郎著(筑波大学)
優秀賞    『わたしのおじさん』湯本香樹実著(茨城大学)  
         『知性の限界』 高橋昌一郎著 (常磐大学)
         『消滅世界』 村田沙耶香著 (茨城キリスト教大学)

大会ポスター

イメージキャラクター「ほん助」「ほん格」が登場

プレゼンする外間さん

100名に上るオーディエンス

大学生バトラー

土曜アカデミー「ブック・カフェ」と「ICAS対話の広場」を開催しました(本館)

   11月4日(土)、土曜アカデミー「ブック・カフェ」と「ICAS対話の広場」を開催しました。
先週に引き続き行われた後期第2回目のブック・カフェは、名作ロマンスとして映画化もされた
E.M.フォスターの『眺めのいい部屋』をテキストに開催されました。
若い女性の心の成長と真実の愛が描かれたこの作品について、参加者は世代を超えて語り合っていました。

  こちらも後期第2回目の開催となった「ICASサステナ対話の広場」。
今回は農学部の成澤先生が講師となり「共生って何だろう?」をテーマにご講演いただきました。
カビ、シロアリの話から共生の仕組みについての解説があり、さらに植物(農業)に共生の仕組みをどう活用していくのか等
研究成果と併せて説明があり、質疑応答も盛んに行われていました。

次回の土曜アカデミーは、11月18日(土)に「岡倉天心セミナーvol2&3」、
11月19日(日)に「聞いてみっぺ・語ってみっぺ・方言昔話2」が開催されます。