図書館ブログきざし

2016年

土曜アカデミー「土曜美術館」と「くるま座談会」を開催しました(本館)

   11月19日(土)、土曜アカデミー「土曜美術館」と「くるま座談会」を開催しました。
図書館ラーニングコモンズでは、「くるま座談会21世紀のサステイナビリティ学を語ろう!」が開催されました。
工学部藤田先生から「太平洋のサンゴ礁島を海面上昇から守れるか?」をテーマに話題提供があり、
コーディネーターのICAS機関長伊藤先生の進行のもと、参加者の皆さん全員から提言を発表いただきました。

   図書館ライブラリーホールでは、社会連携センター清水先生による土曜美術館が開催され、
「岡倉天心と『日本美術史』」についてご講演いただきました。
本講演は、現在図書館の展示室で実施されている「岡倉天心(覚三)の遺産展」に関連したイベントで、
岡倉天心の日本美術史構築について、参加者は熱心に耳を傾けていました。

  多数のご参加ありがとうございました。

  後期の土曜アカデミーは来年2月まで開講いたします。ぜひご来場ください。

市民の方々が見学されました(工学部分館)

  11月18日(金)、工学部のある日立市成沢地区の住民を対象にした日立市成沢交流センター主催のイベン トの一環で
住民の皆さん21名が、研究室や図書館を見学されました。
 見学者のなかには、工学部の前身である多賀工業専門学校の卒業生もおり、
図書館の書庫に保管されている「多賀工専蔵書」を懐かしそうに手に取っておられました。
 およそ30分の見学のあと、学生食堂に移動して昼食をとられ、一連の「工学部探訪」は終了となりました。

 

サイエンス・カフェ「実はすごい、アリの社会」を開催しました(農学部分館)

  11月5日(土)、農学部分館に昨年度新設したラーニングコモンズを会場として、サイエンス・カフェ「実はすごい、アリの社会」を
開催しました。
本イベントは、農学部応用動物昆虫学研究室の坂本洋典先生を講師に迎え、中川光弘農学部分館長の司会で始まりました。
スクリーンに投影された海外の珍しいアリや動植物の写真を見ながら、「アリの社会」に関するユーモアを交えた話に耳を傾けつつ、
参加者も随時講師に質問を投げかける形で進行しました。
アリの探し方や採集方法、アリと共に生きる生物なども紹介され、投影される写真や説明内容に関する活発な質疑応答も行われました。

家族連れの参加も多く、希望する子どもたちには、坂本先生が農学部キャンパス内で採集した蝶の幼虫が贈られました。
子どもたちは、幼虫を興味深そうに眺めたり、エサや飼育方法を尋ねたりしていました。

本学農学部では初めての開催となったサイエンス・カフェは、参加者30名を超え、終始賑やかな集いとなりました。
ご参加ありがとうございました。



今回のイベントの関連図書をご紹介します。
1. アリの社会 : 小さな虫の大きな知恵
http://opac.lib.ibaraki.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB19674510
2. アリの生態と分類 : 南九州のアリの自然史
http://opac.lib.ibaraki.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB02042807
3. アルゼンチンアリ:史上最強の侵略的外来種
http://opac.lib.ibaraki.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB15222233
4. 地球はアリの惑星
http://opac.lib.ibaraki.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BN11931636
5. パワー・エコロジー
http://opac.lib.ibaraki.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB1216854X

土曜アカデミー「ブック・カフェ」と「新著を語る」を開催しました(本館)

  10月29日(土)、土曜アカデミー「ブック・カフェ」と「新著を語る」を開催しました。
人文学部西野先生をナビゲーターに、後期第1回目のブック・カフェはバーネット著『秘密の花園』をテキストに開催されました。
バーネットの代表作「小公子」が女性の読者に愛読されていることから、この物語も女性の参加者が多く、
初めて参加された方から「楽しく皆さんと感想交換ができました」と感想をいただきました。

  続いて、理学部岡西先生による「新著を語る」。岡西先生の著書『深海生物テヅルモヅルの謎を追え!』を講演テーマに、
先生が研究を志した「分類学との出会い」に始まり、深海生物のスライドや調査船による生物採集の様子など、
研究室から飛び出したダイナミックな調査活動をご披露いただきました。
 講演中、調査で「採集した」瓶に入った標本が回覧され、参加者は熱心に観察していました。

  多数のご参加ありがとうございました。

  後期の土曜アカデミーは来年2月まで開講いたします。ぜひご来場ください。