本館展示室では5月16日（土）～27（水）の期間中「双葉町モノクロ写真展」を開催しました。この展示は福島県双葉町出身の本学学生が中心になって開催が実現したものです。

展示した写真は双葉町にゆかりのある2人のイギリス人が撮影したもので、東日本大震災後、立ち入り制限が行われている双葉町の様子を伝えました。この展示は新聞やテレビ等多くのメディアでとりあげられたため、反響が大きく学外からも数多くの方が来場されました。

5月23日（土）に、土曜アカデミー「茨城が生んだ江戸時代の地図学者」を開催しました。今回の内容は「横山大観の父と祖父が描いた地図」で、横山大観の父が地図製作者だったこと、祖父が水戸藩の御用絵師だったことなど、前館長でもある教育学部の小野寺淳先生より最新の研究内容を分かりやすく解説していただきました。

一般の方と学生をあわせて61名の参加があり、参加者から「横山大観の家系について聞くことができ、興味深かった」、「ぜひ続きを聞きたい」等の感想をいただきました。

続編は2015年度後期に行う予定です。前期の土曜アカデミーは8月まで開講いたします。ご来場をお待ちしております。

5月16日（土）に土曜アカデミー「ブック・カフェ スティブンソン『宝島』」を開催しました。 課題図書を事前に読み、人文学部 西野 由希子教授のレクチャーを受けながら、参加者同士で作品を語り合うイベントです。ブック・カフェは、昨年度に引き続き、今回で5回目の開催となり、今回は、学生と一般の方をあわせて13名の参加がありました。

参加者は、ライブラリーカフェでコーヒーを飲みながら、登場人物の心理やストーリー中での役割を丁寧に読み解いていました。「多くの人の考えを聞くことができて良かった」などの感想も寄せられ、和やかな雰囲気で世代を超えた語り合いを楽しむことができたようです。

次回のブック・カフェは、6月20日（土）午後1時より開催します。課題図書は、ヘルマン・ヘッセの名作『郷愁』です。前期の土曜アカデミーは8月まで開講いたします。ご来場をお待ちしております。