図書館ブログきざし

2015年

土曜アカデミー「ブックカフェ 特別編 芥川龍之介『杜子春』」 を開催しました

 本館では2月21日(土)13:00より今年度4回目となるブックカフェを開催しました。これまで同様人文学部の西野先生をナビゲーターに参加者が事前に読んでおいた図書について語り合いました。
 最初に西野先生から作者芥川龍之介の紹介や『杜子春』のもとになった中国の唐代伝奇小説『杜子春伝』との違いなどについて解説があり、その後参加者は5つのグループに分かれ作品について語り合いました。  
 今回の参加者は25名で本学の学生と一般市民の方が半々ぐらいの割合でした。参加者達は『杜子春伝』との違いや物語に登場する杜子春の母親などについて1時間あまりにわたって語り合い、1つの作品を十分に味わいました。
 来年度もブックカフェではいろいろな作品をとりあげます。たくさんのご参加をお待ちしています。

 

 

土曜アカデミー「古文書寺小屋 はじめの一歩」を開催しました

 本館では2月7日(土)13:00より「古文書寺小屋 はじめの一歩」を開催し、96名の方にご参加いただきました。
 この講座は初めて古文書を読む方を対象にしており、当館菅文庫『男色木芽漬』(ナンショクキノメヅケ)をテキストとしてとりあげました。
 最初に講師の添田先生からライブラリーホールで全体説明があり、その後は共同学習エリアに場所を移し古文書解読に挑戦しました。
 受講された方々からは「ずっと古文書を読んでみたかったので挑戦できてうれしかったです」「わかりやすく説明していただいた」などのご意見を多数いただきました。また解読のサポートを行った先生や学生さん達への感謝の言葉も多く見られました。
 この講座は来年度も継続しますので多数のご来場をお待ちしております。

 

土曜アカデミー「平貞盛と平繁盛-都と鄙の平氏一族!-」を開催し ました

 2月1日(日)に土曜アカデミー「平貞盛と平繁盛-都と鄙の平氏一族!-」を開催しました。高橋図書館長(人文学部教授)の館長講座シリーズ3回目です。

 平将門を倒した平貞盛とその弟繁盛に焦点をあて、その後どのような道をたどっていったのかについて古文書などの記述を紹介しながらわかりやすく解説しました。
 今回の参加者は90名を超え、1回目から続けて参加されている方も多くいらっしゃいました。平将門は猿島郡に拠点を築いたことから猿島郡、坂東市など遠方からの参加が多いのもこのシリーズの特徴です。

 今年度の土曜アカデミー館長講座はこの回で終了ですが来年度以降も続きますのでぜひご来場ください。

 

土曜アカデミー「ブックカフェ③ ヘミングウェイ『日はまた昇る』」 を開催しました

 本館では2月1日(日)13:00よりブックカフェ3回目を開催しました。ブックカフェは人文学部の西野先生をナビゲーターに参加者が1冊の本について語り合うイベントです。
 最初に共同学習エリアで西野先生から作者ヘミングウェイの文学的な位置づけや『日はまた昇る』のテーマ、作品を読みとくポイントなどについて解説がありました。その後場所をライブラリーカフェに移しグループ討議が行われました。
 グループ討議は飲み物を飲みながら時々笑い声もおこるなごやかな雰囲気で進められました。参加者は本学の学生と一般市民の方々で「世代を超えた会話が新鮮だった」、「自分とは違う意見を聞くことが出来て楽しかった」「会話が尽きなかった」などの感想をいただきました。
 ブックカフェは回を重ねるごとに参加者も増え内容も充実しています。
 次回は特別編として2/21(土)13:00から芥川龍之介『杜子春』をとりあげます。たくさんのご参加をお待ちしております。

  


土曜アカデミー「ビブリオバトル in 茨城大学」を開催しました

1月31日(土)に、図書館本館プレゼンテーションエリアで土曜アカデミー「ビブリオバトル in 茨城大学」を開催しました。
ビブリオバトルは発表者がお勧めの本を5分間で紹介し、参加者全員の投票で「チャンプ本」を決める書評ゲームです。

当日は6名の発表者によるお勧め本の紹介が行われました。
会場は満員となり、参加者は発表者の熱のこもったプレゼンに耳を傾けていました。
チャンプ本を獲得した発表者には図書館長から賞状が贈られました。

茨城新聞が取材にきており、当日の様子を以下のサイトにて動画でみることができます。

http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14227080308795