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土曜アカデミー「くるま座談会 21世紀のサスティナビリティ学を語 ろう!」を開催しました

8月1日(土)に本館のラーニングコモンズで今年度第3回目となる「くるま座談会」を開催しました。今回は「生活環境圏のサスティナビリティ」というタイトルで本学の広域水圏環境科学教育研究センターの桑原祐史先生が話題提供を行いました。

桑原先生はご自身がツバルやベトナムなどでGIS(地理情報システム)、GPS(汎地球測位システム)などを使って地域の自然環境調査を行ってきた事例について分かりやすくお話しました。現地の人に地形の変化について聞き取り調査を行ってもそれぞれ違う答えが返ってくることが多く、人間の感覚に頼らずにデータを蓄積して環境の変化を調べていくことが重要、という話もありました。

ディスカッションでは「測る」をキーワードにアイディアを募り、参加者からは環境銀行の創設など興味深いアイディアがいくつも出されました。つくば市や日立市など遠方からご参加いただいた方もいらしゃって、終了後のアンケートからは開催を楽しみにしている様子が伺えます。

くるま座談会は後期も違ったテーマで3回開催します。ぜひご参加ください。