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土曜アカデミー「くるま座談会 21世紀のサスティナビリティ学を語ろう!」を開催しました

本館では6月13日(土)にラーニングコモンズで「くるま座談会 21世紀のサスティナビリティ学を語ろう!」を開催しました。本学には地球温暖化、食料問題等々の地球上の問題に対して、持続可能(サスティナブル)な社会の実現をめざすために地球変動適応科学研究機関(ICAS)が設置されています。このシリーズはICASに所属する教員と参加者が車座になって語り合う企画です。

シリーズ第1回目は三村信男学長(前ICAS機関長)が「21世紀を生きるためのサスティナビリティ学」と題して話題提供を行いました。サスティナビリティ学とは何か、どんな背景から生まれたのか、温暖化・気候変動の現状などについて長年IPCC(気候変動に関わる政府間パネル)の委員を務めてきた専門家の立場からわかりやすく解説しました。その後、参加者に「サスティナブルな社会」についてそれぞれの考えや意見を書いてもらい、それをもとにグループ討議、代表者による発表が行われました。参加者は年齢、職業も様々でしたが、活発に意見交換が行われました。

終了後に行ったアンケートには学生のアイディアに感嘆する市民の方の感想やさらなる議論を望む声が多数寄せられました。第2回目は7月18日に今回と同じラーニングコモンズで開催され、農学部の成澤才彦先生が話題提供を行います。たくさんのご参加をお待ちしています。