図書館ブログきざし

おすすめの本:鈴木健仁先生(工学部分館)

鈴木健仁先生(工学部電気電子工学科)に、 学生のみなさんに読んでもらいたい本を選んでいただきましたので、 参考にしてください。※は先生のコメント、【】は所蔵情報あるいは購入予定。

 

●「下町ロケット 1~2」(池井戸潤著) 小学館 2010, 2015

※大学で研究、勉強する意義を思い出させてくれるうってつけの 1冊です。物語の登場人物達の技術への熱い思いが詰まった クライマックスはとても感動的です。2015年10月にTBSでドラマ化され、主人公の佃航平を阿部寛さん、財前部長を吉川晃司さん、神谷先生を恵俊彰さんが演じています。

【閲覧室 913.6:Shi】

 

●「人は仕事で磨かれる」(丹羽宇一郎著) 文藝春秋 2005

※研究室配属時や就活を控えた時期、「仕事に対する価値観」を つかむのにうってつけの1冊です。伊藤忠商事で社長、会長を務 めた著者の経験をもとにした本です。「ノーブレス・オブリージュ(高貴なる義務)」を有する真のエンジ ニアとしての心構えを学べます。非常に読みやすく、読み終わった後にはなんともいえない爽快感が残ります。

【購入予定】

 

●「拝啓 総理大臣殿 これが日本を元気にする処方箋です」  (フォーラム21著) 東洋経済新報社 2008

※学会での研究発表や就職活動での面接を控えた時期にお薦めの1冊です。各企業から集まった"マジサラ"(本気で真面目なサラリ ーマン)の方々による、今後の日本産業などの話をまとめた本です。 "マジサラ"の熱い思いにぐいぐい引き付けられる面白さです。 工学部のすぐそばの日立製作所の幹部の方も参加しており、著者らが大切にしている「流汗悟道」の考え方は、私達にとっても一つの 道しるべになるかと思います。

【購入予定】