刊行にあたって

 この小冊子は主に新入生の諸君を対象とした読書案内です。タイトルから「必読書」(100 books required reading)のような イメージが浮かぶかもしれませんが、あまり堅く考えないで、一つのマニュアルとして、ブックガイドとして利用してもらえれば 幸いです。
 様々な分野の本がまとまりなく(あいうえお順に)並んでいますので、どこから読んでも結構です。また、取り上げられている 本だけでなく、これ自体が一つの小さな本でもありますので、このブックレットだけ読んでおしまいという人がいても良いと思っ ています。
 ただ、茨城大学の学生諸君にこの本をぜひ読んでもらいたいという、先生方の気持ちだけは受け止めて欲しいと考えます。
 この小冊子が出来上がるまでには、多くの方々のご協力をいただいています。
 まず、茨城大学の先生方にアンケートにより本を推せんして頂き、さらに選ばれた本の紹介(解説)文を書いて下さるよう再度 お願いしました。年度末のお忙しい時期にご執筆頂いた先生方にあらためて感謝いたします。
 なお、表紙の洒落たデザインは教育学部の十河雅典先生によるものです。その他関係部局の職員のご理解とご協力を頂きました 。併せてお礼申し上げます。

1997年4月30日

附属図書館長 山下恒男